●Helix Universal ServerからのQuickTime配信
任意のコーデックを使用したエンコード及びストリーミングのヒンティング(ヒントトラック)処理が行われているQuickTimeクリップ(.mov)はHelix Universal ServerよりAppleのQuickTimeプレイヤーにストリーミングされます。
なお、QuickTime3など、旧バージョンのQuickTimeはサポートされていません。
●QuickTimeのコーデックサポート
QuickTimeプレイヤーでは、独自に開発された以下のコーデックでエンコードされているQuickTimeヒントクリップを再生することができますが、RealPlayerでは出来ません。
・Sorenson
・Cinepak
・QualcommPureVoice
・Qdesign
上記の規格基準コーデックを使用してエンコードされたQuickTimeヒントクリップであれば、QuickTimeプレイヤーおよびRealPlayerのいずれかでも再生可能です。
●QuickTimeプレイヤーへURLを指定して再生させる
QuickTimeプレイヤーから直接要求をする場合のURLは下記になります。
rtsp://Helix Universal Server/*.mov
●QuickTimeプレイヤーをWEBページへ埋め込む
QuickTimeクリップをQuickTimeプレイヤーにストリーミングする場合は、QuickTimeの標準埋めこみプロシージャを使用して、WEBページにクリップを埋めこむことが出来ます。
上記埋めこみプレイヤー(エンベット形式)を実現させている記述は、表示させたいところのHTMLソースに下記情報を記述することで実現されます。まずは記述を見てみましょう!
<HTML> <HEAD><TITLE>エンベット形式</TITLE></HEAD> <BODY> ---①ここからプレイヤー---------------------- <OBJECT CLASSID="clsid:02BF25D5-8C17-4B23-BC80-D3488ABDDC6B" WIDTH="320" HEIGHT="256" CODEBASE="http://www.apple.com/qtactivex/qtplugin.cab"> <PARAM NAME="src" VALUE="QuickTime4_Required.mov"> <PARAM NAME="qtsrc" VALUE="rtsp://real server/rstream/demo.mov"> <PARAM NAME="autoplay" VALUE="false"> <PARAM NAME="controller" VALUE="true"> <PARAM NAME="loop" VALUE="false"> <EMBED SRC="QuickTime4_Required.mov" QTSRC="rtsp://real server/rstream/demo.mov" WIDTH=320 HEIGHT=256 AUTOPLAY=false CONTROLLER=true LOOP=false PLUGINSPAGE="http://www.apple.com/quicktime/"> </EMBED> </OBJECT> ---ここまで--------------------------- </BODY></HTML> |
各ソースとも<OBJECT>~<OBJECT>の記述はIEで解釈される部分。
RealServerからの配信QuickTimeクリップを再生させるには少し複雑な解釈が必要です。
パラメーター src で、.mov拡張子に基づいてQuickTimeプレイヤーが起動されます。ここでは、.movの拡張子をプレイヤー起動に渡すため、「QuickTime4_Required.mov」なるQuickTimeクリップをQuickTimeプレイヤーを埋め込むWEBページと同じ階層にアップしておき、それを読み込んでいます。
(QuickTime4_Required.movのダウンロードはこちらからどうぞ)
Windowsユーザーは右クリックで「対照をファイルに保存」
Macユーザーは「Ctrl」を押しながらクリック!
パラメータ qtsrc は、再生するクリップをQuickTimeプレイヤーに伝えます。ブラウザはRTSPを解釈できない為、パラメーター
src にRTSP URLを使用できません。しかし、ブラウザはこのURLを解釈しようとはせずに、単に qtsrc パラメーターの値をQuickTimeプレイヤーに渡し再生が行われます。
▼サンプルをコピーする場合は下記ソースをご使用ください。