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アキネット報送 --http://www.aki-net.co.jp/

アキネット報送局では、学会の映像をストリーミング配信されていらっしゃいますが そのきっかけは何でしたか。

最初は医療従事者の関心を呼ぶ目的で、日本で1400以上ある医学・薬学学会の開催情報を他社に先駆けて始めました。そして、学会とのパイプを強くし、いまの基盤を作りました。それからすぐに、ある企業が新薬の発売を機に患者さんの啓発サイトを、一切広告を廃除して作れないかという要望があり、学会での有効な講演を多くの医療従事者に素早く届けたい、診療・治療の役に立ちたいという私の理念とマッチしたこともあり、「健康王国」と証した番組を構築いたしました。ストリーミング放送の導入は、いまはなき親友が、「このような動画を作ってみたが何かに利用できないか」と持ってきたのがストリーミング放送用の動画でした。それを見た瞬間に、これからの学会の講演配信にぴったりのメディアであると確信し、早速企業と学会に提案をしました。今から8年前のことです。

インターネット上で医療の情報を公開されることで苦労はありましたか。

学会も企業も最初はけんもほろろで拒否されました。学会は個の集団であり、その年の大会長に決定権がありますが、ご自分の意志で決められない先生や、企画をご理解いただけない先生もいらっしゃりなかなか前に進めないことや、企業の理解を得ることが難しいこともありました。しかし、時代が変わり学術講演の発表がスライドからパワーポイントにすさまじい勢いで変更され、それに伴って動画化が急速になったことにより、私の提案のストリーミング放送が受け入れられるようになりました。心配されていた著作権や肖像権も、PC上にダウンロードされることなく必然的にプロテクトがかかりますしノートPCでも再生が軽くストレスを感じないということで、最近の研究発表は動画が中心になってきています。

医療従事者の方々からの反響はいかがでしたか。

学会の承認が多くなってきたことは、徐々に浸透をしてきたからと考えます。特に著名な先生の術技や教育関連情報の利用者は多く、学会の主催者も今までできなかった記録ができ、多くの関連医療従事者に閲覧の機会ができたことを歓迎されています。ストリーミング報送の利用価値は、ただ学会の講演を配信するのみでなく、生きた情報を受発信できるメディアとして可能性が広がると確信しています。

今後の展開を教えてください

インターネット報送局としての使命を果たす有力なメディアとして、さまざまな情報伝達・配信・ネット問診や治療などに利用していきたいと思います。

ありがとうございます

企業名 アキネット株式会社 様
サイト名 アキネット報送
ホームページ http://www.aki-net.co.jp/
担当者 代表取締役 秋原紀夫氏
当社ご利用コース 専用ストリーミングサーバー Flash Videoコース

 

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